8年前には、デイサービスから養護老人ホームに異動になりました。最初は業務になれるというよりも仕事を覚えるのに必死でしたね。勉強をしたり、資格を取得したりという意識はなくて、ただ毎日が過ぎていきました。そんな時、上司や先輩に背中を押してもらって、資格を取得しようと動き始めました。
相談員として働くための任意の資格ではあるのですが、社会福祉主事を取得しました。スクーリングと1年間のレポート提出などで、よほど成績が悪くなければ取得できます。そして、実務経験を積んでからは、介護福祉士の資格も取得しました。
現在も養護老人ホームで生活相談員をしているのですが、4年前からはマネジメントにも携わるようになりました。机で事務仕事をして、呼ばれれば現場にも行きます。それぞれの現場が効率よく稼働するために、組織間のつなぎ役みたいのになれればいいと思っています。
気がつけば長寿園に勤め始めてから12年。「この仕事をやっていてよかった!」と思うのは、私が関わっていないところでも現場のスタッフがちゃんと仕事をしてくれていて、入所者の方から「今日も楽しかった! ありがとう」と言っていただいた時です。「さすがね!うちのスタッフ!」と誇らしく思います。