1.若年性認知症とは
65歳未満で発症した認知症を「若年性認知症」と言います。
原因となる疾患は、脳血管障害やアルツハイマー病などであり、年齢が若いことから
認知症を疑われずに、
診断までに時間がかかってしまうこともあります。
記憶することや考えることが難しくなり、仕事や生活面に支障が出てきてしまうため、
医療・介護・経済面・
就労などの
様々な領域で支援が必要となります。
2.大田区の取組み
(1).大田区若年性認知症デイサービス「HOPE」
福祉サービスの課題
若年性認知症の方に適したプログラムがなかったり、対応ノウハウが蓄積されていない事業所が多くあります。
令和元年7月1日より下丸子高齢者在宅サービスセンター内にて、若年性認知症デイサービス事業「HOPE」が
オープンしました。
(定員:1日3名 実施日:月曜日、火曜日、水曜日、金曜日 9時00分~17時00分 送迎範囲:大田区全域)
【ご案内】「HOPE」のご利用者様が認知症希望大使として任命されました。
認知症普及啓発事業動画特設サイトはこちら
【NEW】大田区若年性認知症家族会ハーモニー のお知らせ
開催日時:毎月第3木曜日 13:30~14:30
場所 :特別養護老人ホームたまがわ 1階会議室
参加費 :100円
※事前お申込みが必要です。パンフレットはこちら
(2).大田区若年性認知症支援相談窓口
若年性認知症の支援にかかる課題
若年性認知症の人とその家族のニーズ
・身近な地域に若年性認知症についての、きめ細やかな情報提供ができる相談機関
・就労を支援してくれる機関 など
(参照元:「若年性認知症の生活実態に関する調査報告書」より抜粋)
※若年性認知症の方が利用可能な医療、介護、障害、就労など膨大な情報を把握することが難しいなどの課題が
あります。
大田区の委託を受け、「若年性認知症支援相談窓口」が、令和2年10月1日より大田区立特別養護老人ホームたまがわ内に開設しました。
当事者本人や家族が、普段の生活を可能な限り自らの力で継続することを目的に、本人の能力を主体的に発揮できる環境づくりをお手伝いいたします。
そのため、大田区独自の「大田区若年性認知症支援コーディネーター」を配置し、医療・就労・福祉・社会保障など必要なサービスを制度横断的に伴走支援を行います。
■ 対象地域
大田区内全域
■ 事業対象者
区内在住の方に限ります
■ 窓口でのご相談(事前予約制)
月・火・木・金曜日 相談時間 9:00~17:00
(水・土・日・祝日及び年末年始はお休みします)
■ Webからのご予約はこちら
■ 所在地
〒146-0092 東京都大田区下丸子4-23-1
■ お問い合わせ
電話番号:03-6459-8591
FAX番号: 03-6459-8592
e-mail: jakunen.ota@ikegami.or.jp